ゼンマイは巻かないといけない?機械式時計の弱点とは

手巻き式は毎日巻く必要があり

主に富裕層の間で愛されている機械式時計には電池が不要であるという便利な点がある一方、アナログ商品特有の弱点も幾つかあります。オルゴールの音が途切れたらゼンマイを巻かない再び音を聴けないといけないのと同様に、機械式商品の中でも特にアナログな「手巻き式」商品は毎日の巻き上げが必要です。その点は確かに大きな弱点と言われていますが、ゼンマイを完全に巻き上げるまでに10分も20分もかかってしまうわけではありません。リューズを40回から50回回転させるだけのため、わずか数分で終わります。そのため、寝る前にその作業が歯磨きとセットになっている人達の中には、「慣れてしまえば全然面倒ではない」と主張する人がたくさんいます。そういった意味で、そんなに手入れが面倒な商品ではありません。

巻く作業が面倒なら自動巻き商品を買う

機械式腕時計すべてが「手巻き式」であるわけではありません。実際のところは、そういったものではなく「自動巻き」の商品が大半を占めます。この自動巻き商品とは手でゼンマイを巻くという事も可能ながら、基本的にはその作業は不要です。ムーブメントの中に半月状のおもりがついており、通勤中などに家の外を歩いていると、内部のおもりが回転して自動でゼンマイを巻きあげてくれますので、毎日の作業は不要です。さらにワインディングマシーンと呼ばれるものを別途購入しておけば手入れはもっと楽になります。

週末など機械式時計(自動巻き)を使わない時は、商品をワインディングマシーンに装着してスイッチをオンにするとマシンが周り続けて内部のおもりを動かしてくれます。そのため、週明けに毎週時刻合わせをする必要がありません。